クズが浪人の話をする
クズが浪人の話をします。
あ,浪人は大学受験の方です。
国試浪人するつもりはありませんまったく
クズは2浪です。
もともと文系でしたが,高3の春?夏?突然 医学部行こうと決めました。
なぜかは…まぁまたいつか
だから高校3年の時は「医学部目指してます!!」と言ったらバカにされるであろう(一応身の程をわきまえ羞恥心は持っていた)アホすぎる成績で,医学部行きたい事を親友以外には言えず,こっそり医進テキストを開いて勉強してました。
クラスの友人にはI科S科大学看護学部に行きたい,という設定で話してました。そう言えば。
本当に恥ずかしくて医学部行きたいと口に出せない成績だったのに,両親や先生が反対せずに好きにさせてくださったことに感謝しています。
その時,知り合いのお姉さまが,Kわい塾で2浪して,国公立大学医学部に合格したと聞き,母にその話をしました。
「2浪で国立合格できたならいいわねー」
と母の意味深な発言をいまでも覚えております。
その時,クズは2浪くらいすれば,どこの医学部でも合格するもんだろうとなぜか漠然と信じており,人生をなめておりました。
a 楽観的
b 病的なまでのポジティブ
c 世間知らす
d ただのアホ
そんな d のクズでしたが,そのお姉さまのお話もあり,
なぜか妄信的に自分は1回浪人すればメキメキ成績上がってどっかしらの医学部行けると信じてました。
『まぁどこかしら受かるだろ』
この根拠のないポジティブさのお陰で自分は今まで生きてこられたのだと思います
ポジティブすばらしいよ
ポジティブいいよ
ありがとうポジティブ
~途中略~
現役不合格
アタリマエ浪人しました。
その1
それなりに勉強して,あまりにアホすぎたために予想通りメキメキ成績があがりました。
でも,ン??この成績だと医学部合格むずかしい?
と気づいた11月には時すでに遅く
はいはいまた
不合格
浪人しました。
その2
2浪め
クズの成績の伸びはだんだん緩やかになりました。
そこで,クズは気づきました。同級生もほとんどいない…
成績もこれ以上あがらないと…!!!!
一生このまま浪人のサイクルで終わる?!
このまま一生浪人しながら人生終わる…
無職
予備校生
クズはやっと医学部受験の闇に気づきました。
受かる保証なんてどこにもないことに気づきました。
あのときのあの感じはいまでもたまに思い出すとゾッとします。
一生の先が見えない感じ…
こわい
こわすぎる
成績上がんないと,リアルに来年もまた…………
あの恐怖!ブルブル
たまにまだ夢に出ます。
あんな思いをするのは二度といやなので2浪は絶対人にはすすめません。
2浪考えてるひと,これが現実です。
ちなみにクズは1浪のとき遊んでいた訳じゃないのですが,遊んでないってだけで,勉強ちゃんとしてない中途半端なことしてました。
自分に甘かったです。
初めて客観的に自分を見たとき,あー今年もこりゃダメだって分かって泣きました。
ポジティブ人間が迫り来る漠然とした不安と向き合いながら,だんだんネガティブになりかけながら…
自分と真剣に向き合った一年でした。
あのときがあったから今の自分がある,とは言えるけれど,できるだけ経験したくなかった…こんなこと
~悲しくなってきたので略~
合格しました。泣きました。
合格したよ!キラキラ!
絶対患者さんに寄り添う医者になる!というジャンプのテーマのような青い夢を描いておりました。
現在
クズは6年生になりました。
・あのつらくつらくつらーーーい浪人生活を乗り越えられたからメンタルは絶対大丈夫。
・幸いにして,英語や古文漢文みたいなかーーーーなーーーーーり嫌いな勉強をしなくていい!興味のあることなので勉強は疲れるし飽きるけど,嫌ではない。(まぁ公衆衛生みたいに気に入らない科目はあるけれど)
・浪人よりまだ未来が見える
・来年からお金稼げる…ぐふ
ああ
頑張れる…
頑張ろう
書いていたらなんかあのときのジャンプのテーマの気持ちを思い出した!
あーあー日本のどこかに
わたしを待ってる患者がいる
はず
というわけでさっそく明日は7時におきて,計画立てて,勉強します!
クズとさよなら